この記事は日経ビジネス電子版に『開かれた「ウーブン・シティ」へ トヨタ、地元との協調鮮明に』(10月12日)として配信した記事を再編集して雑誌『日経ビジネス』10月18日号に掲載するものです。

静岡県裾野市が開催した街づくりの住民説明会にトヨタ自動車のジェームス・カフナー取締役が出席。2024年以降にオープンする未来都市「ウーブン・シティ」を、地元と協調しながらつくる姿勢を強調した。私有地の開発であっても住民への説明や地元との合意形成を丁寧に進めるべきとの判断がある。

<span class="fontBold">造成工事が進む東富士工場跡地(静岡県裾野市)</span>
造成工事が進む東富士工場跡地(静岡県裾野市)

 「ウーブン・シティと裾野市との関係はどうなるのか」「ウーブン・シティにはどんな住民が住むのか」。10月5日に開催された、ウーブン・シティに関する初めての地元住民への説明会。ゲストとして出席したトヨタのカフナー氏に、15人の市民代表が次々と質問を投げかけた。

 トヨタのウーブン・シティは、裾野市内の約70ヘクタールの工場跡地に2000人程度が暮らす街を整備する構想だ。実際の生活の中で自動運転車やパーソナルモビリティー、ロボットや人工知能(AI)などの新技術を試す「実証都市」にしていく。ただし、その具体的な計画はベールに包まれたまま。一部の住民からは「計画についての情報が少なすぎる」といった声も上がっていた。

この記事は会員登録で続きをご覧いただけます

残り846文字 / 全文1393文字

日経ビジネス電子版有料会員になると…

特集、人気コラムなどすべてのコンテンツが読み放題

ウェビナー【日経ビジネスLIVE】にも参加し放題

日経ビジネス最新号、10年分のバックナンバーが読み放題

この記事はシリーズ「時事深層」に収容されています。WATCHすると、トップページやマイページで新たな記事の配信が確認できるほか、スマートフォン向けアプリでも記事更新の通知を受け取ることができます。