この記事は日経ビジネス電子版に『EV時代へ混流生産磨くマツダと日産 専用工場急ぐVW、GMに挑む』(10月12日)として配信した記事を再編集して雑誌『日経ビジネス』10月18日号に掲載するものです。

世界の自動車業界で電気自動車(EV)シフトが本格化し、生産現場にも改革の波が押し寄せている。日産自動車やマツダはガソリン車やEVなど多様な選択肢を用意するため、混流生産を一段と進める。持ち前の生産技術で欧米大手の投資攻勢に対抗する日本勢に勝機はあるか。

<span class="fontBold">改修によって柔軟性を高めたマツダの防府第2⼯場ではEVや⼤型SUVの⽣産も視野に⼊れる</span>
改修によって柔軟性を高めたマツダの防府第2⼯場ではEVや⼤型SUVの⽣産も視野に⼊れる

 マツダの主力生産拠点である防府第2工場(山口県防府市)。無人搬送機(AGV)がエンジン部品を積み、車体とドッキングさせる工程に向かう。ライン上にはセダン「マツダ6」、その後ろには多目的スポーツ車(SUV)「CX-5」の部品が流れる。

 マツダは9月、この工場で改修工事を実施した。向井武司専務執行役員は「AGVなど『根の生えない設備』を増やすことで、生産量の変動や新商品の投入があっても最大限工場を活用できる」と話す。

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