この記事は日経ビジネス電子版に『ワクチンで生理不順に? 因果関係不明も働きやすさ見直す好機』(9月28日)として配信した記事を再編集して雑誌『日経ビジネス』10月4日号に掲載するものです。

新型コロナウイルスのワクチン接種が進む中で、⼥性が⽣理不順を訴える例が出てきている。厚⽣労働省に副作用の疑いとして数⼗例が報告され、海外では因果関係の調査が始まる。ワクチン接種は3回目の準備が進んでいく。企業にとっては⼥性の働きやすさを⾒直す好機になるだろう。

<span class="fontBold">ワクチン接種の副作用の疑いとして、生理不順が国に報告された</span>(写真=Stanislav Kogiku/SOPA Images via ZUMA Press Wire/共同通信イメージズ)
ワクチン接種の副作用の疑いとして、生理不順が国に報告された(写真=Stanislav Kogiku/SOPA Images via ZUMA Press Wire/共同通信イメージズ)

 「ワクチンを接種した後、不正出⾎した⼈はいませんか?」。SNS(交流サイト)で⼥性のこうした投稿が相次いでいる。不正出⾎とはホルモンの異常や様々な病気によって⽣理以外に性器から出⾎することで、正しくは異常⼦宮出⾎という。

 ⽣理は腹痛や腰痛、頭痛がひどくて動けなくなる場合があるが、さらに不順になってしまうと、仕事や就職活動に影響が出やすい。経済産業省によると、⽉経に関わる体調不良によって年間で6828億円もの経済損失があるという。

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