この記事は日経ビジネス電子版に『ソフトバンクGが狙う中南米スタートアップ けん引役は「米留学組」』(9月27日)として配信した記事を再編集して雑誌『日経ビジネス』10月4日号に掲載するものです。

ソフトバンクグループ(SBG)が中南米(ラテンアメリカ地域)の未上場企業への投資を加速する。現地のユニコーン企業の創業者の多くは欧米への留学経験者で、人材と資金の好循環が生まれつつある。リスクが高まる中国への依存度を下げ投資先を多様化することで、運用の安全性を高める狙いもありそうだ。

<span class="fontBold">ソフトバンクグループの孫正義会長兼社長は投資先の地域の多様化を進めると明言している</span>
ソフトバンクグループの孫正義会長兼社長は投資先の地域の多様化を進めると明言している

 ソフトバンクグループ(SBG)は9月14日、中南米(ラテンアメリカ地域)のテクノロジー企業に投資するファンドの第2号を設立し、30億ドルの投資枠を設けたと発表した。2019年に発表した1号ファンド(投資枠50億ドル規模)の運用成績が好調なため、投資枠を追加する。今後、2号ファンドの投資枠が30億ドルから増える可能性もある。

 日本にもサービスが進出していたり、日本企業ともつながりがあったりする米国や中国、アジアのスタートアップと比べ、中南米のプレーヤーは日本では知られていない。どんな企業があるのか。

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