この記事は日経ビジネス電子版に『サプライズなきiPhone13、5G対応にみるアップルの堅実性』(9月15日)として配信した記事を再編集して雑誌『日経ビジネス』9月27日号に掲載するものです。

米アップルが9月14日(米国時間)に新型スマートフォン「iPhone13」シリーズを発表した。日本や米国で24日に発売。新たなカメラ機能が加わったが、サプライズはなかった。高速通信規格「5G」への対応では、コストを意識した堅実性重視の対応が見てとれる。

<span class="fontBold">「iPhone13」には新たな機能も加わったが……</span>
「iPhone13」には新たな機能も加わったが……

 「今までにつくり出した中で最高のiPhoneだ」。ティム・クックCEO(最高経営責任者)はiPhone13の発表会でこう話した。iPhoneの発売は1年に1度の「お祭り」。だが、クックCEOの掛け声と裏腹に失望の声も目立った。

 確かに強化された機能はあり、それがカメラだ。iPhone12で上位機種にのみ搭載していた「センサーシフト式」の光学式手ぶれ補正機能を備えた。動画撮影では、AI(人工知能)で被写体の動きを解析し、被写体が視線を向けた先にフォーカスを合わせる機能が加わった。

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