この記事は日経ビジネス電子版に『必須になるかワクチンパスポート 知っておきたい10のこと』(9月3日)として配信した記事を再編集して雑誌『日経ビジネス』9月13日号に掲載するものです。
ワクチン接種を証明するいわゆるワクチンパスポート。飲食店や映画館などに入る際、既に提示を義務付ける国もある。日本でも海外渡航用に接種証明書の交付申請の受け付けが始まった。感染抑制に向けどこまで社会に浸透するのか。ワクチンパスポートの仕組みや現状の位置付け、今後の見通しについて、Q&Aでまとめた。

Q:ワクチンパスポートとは
A:新型コロナウイルスなどのワクチン接種証明書のこと。日本では海外渡航用に接種証明書があり、7月26日から各市町村(特別区を含む)が交付申請を受け付けている。書面で交付しファイザーやモデルナのワクチンでは2回の接種を終えていることが条件になる。
Q:どうすれば入手できる
A:職域接種などの場合でも、接種に利用した接種券を交付した各市町村に申請することになる。申請に必要な書類は基本的に①自治体が用意する申請書②有効なパスポート③接種券のうち「予診のみ」部分④接種済証または接種記録書──の4点だ。
この記事は会員登録で続きをご覧いただけます
残り1050文字 / 全文1551文字
-
「おすすめ」月額プランは初月無料
今すぐ会員登録(無料・有料) -
会員の方はこちら
ログイン
日経ビジネス電子版有料会員なら
人気コラム、特集…すべての記事が読み放題
ウェビナー日経ビジネスLIVEにも参加し放題
バックナンバー11年分が読み放題
この記事はシリーズ「時事深層」に収容されています。WATCHすると、トップページやマイページで新たな記事の配信が確認できるほか、スマートフォン向けアプリでも記事更新の通知を受け取ることができます。
Powered by リゾーム?