この記事は日経ビジネス電子版に『「ワンオペ情シス」の壁を壊せ、ラクスルやマネフォが新サービス』(9月2日)として配信した記事を再編集して雑誌『日経ビジネス』9月13日号に掲載するものです。
リモートワークが加速度的に進むに連れて、企業の情報システム(情シス)担当者の仕事量が急増している。IT人材が社会全体で慢性的に不足し、情シスが1人しかいない「ワンオペ情シス」の企業も少なくない。こうした企業をサポートするサービスが生まれつつある。デジタル化を止める「弱点」を補えるか。
9月1日、ネット印刷や物流サービスを手掛けるラクスルは、企業の情報システム担当の負荷を軽減する新たなサービス「ジョーシス」を発表した。オンラインやクラウド経由でソフトを利用するSaaS(ソフトウエア・アズ・ア・サービス)の管理や、従業員の入社や退社に伴うアカウントの設定などが一括でできるサービスだ。
新型コロナウイルス禍で在宅勤務が一気に広がり、企業のDX(デジタルトランスフォーメーション)も進む。一方で、そのしわ寄せが及んでいるのが企業の情報システム(情シス)担当者だ。従業員が在宅で仕事をするためのパソコンの設定をしたり、利用が増えるSaaSの管理をしたりするなど、情シスの業務は爆発的に増えている。
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6/20ウェビナー開催、「『AIバブル』の落とし穴 ChatGPTリスクとどう向き合う」

近年、ChatGPTをはじめとする生成AI(人工知能)の進化と普及が急速に進み、私たちの生活やビジネスに革新をもたらしています。しかし、注意が必要なリスクも存在します。AIが誤った情報を生成する可能性や倫理的な問題、プライバシーの侵害などが懸念されます。
生成AIの利点をどのように理解し、想定されるリスクに対してどのように対処するか。日経ビジネスは6月20日(火)に「『AIバブル』の落とし穴 ChatGPTリスクとどう向き合う」と題したウェビナーを開催します。日経ビジネス電子版にて「『AI新時代』の落とし穴」を連載中の米シリコンバレーのスタートアップ企業、ロバストインテリジェンスの大柴行人氏を講師に迎えて講演していただきます。
通常の日経ビジネスLIVEは午後7時に開催していますが、今回は6月20日(火)の正午から「日経ビジネス LUNCH LIVE」として、米シリコンバレーからの生配信でお届けします。ウェビナーでは視聴者の皆様からの質問をお受けし、モデレーターも交えて議論を深めていきます。ぜひ、ご参加ください。
■テーマ:「AIバブル」の落とし穴 ChatGPTリスクとどう向き合う
■日程:6月20日(火)12:00~13:00(予定)
■講師:大柴 行人氏(ロバストインテリジェンス共同創業者)
■モデレーター:島津 翔(日経BPシリコンバレー支局 記者)
■会場:Zoomを使ったオンラインセミナー(原則ライブ配信)
■主催:日経ビジネス、日経クロステック、日経クロストレンド
■受講料:日経ビジネス電子版の有料会員は無料となります(事前登録制、先着順)。視聴希望でまだ有料会員でない方は、会員登録をした上で、参加をお申し込みください(月額2500円、初月無料)
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