この記事は日経ビジネス電子版に『触らぬ“雷”にたたりなし、小田急などが導入する新型避雷針』(8月31日)として配信した記事を再編集して雑誌『日経ビジネス』9月6日号に掲載するものです。

ヒートアイランド現象が常態化した現代、以前に比べて落雷が増えたと感じている人が多いのではないだろうか。落雷による都市機能のまひは重大な社会問題だ。BCP(事業継続計画)の観点からも対策が欠かせない。そこで、雷を誘導して被害を防ぐ避雷針ではなく、建築物に“雷を落とさない避雷針”の導入が進んでいる。

 8月23日午前、東京都心と茨城県つくば市を結ぶつくばエクスプレスが3時間にわたって全線で運転を見合わせた。原因は落雷だ。沿線の車両基地の無線設備などが故障した。

 こうした被害は今後増えると懸念されている。米国では平均気温が1度上昇すると落雷が約12%増えるとの研究結果もある。特にヒートアイランド現象が常態化する都市部は以前より落雷が発生しやすい環境になっているのだ。落雷は交通や通信のインフラ、エネルギー施設への損害を招き、医療機器が停止してしまう可能性もある。

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