この記事は日経ビジネス電子版に『日立が始めた「ジョブ型インターン」に3100人が殺到、倍率10倍に』(8月31日)として配信した記事を再編集して雑誌『日経ビジネス』9月6日号に掲載するものです。

日立製作所が今夏から「ジョブ型」雇用の仕組みを取り入れたインターンシップを始めた。ジョブディスクリプション(職務記述書)で職務内容を学生に明示し、社員と共同で研究に取り組む。優秀な理系学生の争奪戦が激しくなる中、ミスマッチの解消につなげられるか。

 「まずはフェイクデータを判断するモデルを作り込み、9月には分析精度を上げていきたいと思います」──。日立が8月、同社初の「ジョブ型」インターンを開催した。理系大学院修士1年生が各地からオンラインで参加し、中央研究所(東京都国分寺市)の社員と共同で研究する。

 自然言語処理を学ぶ宇田川忠朋さんが約3週間のインターンで取り組むのは、信頼性に乏しいフェイクニュースを判別するAI(人工知能)の研究だ。「自分の専攻が直接社会とどうつながるのか、企業現場での研究に立ち会いたかった」と参加の動機を明かす。

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