この記事は日経ビジネス電子版に『4兆円規模の事業会社、新「パナソニック」率いる品田正弘氏の横顔』(8月6日)として配信した記事を再編集して雑誌『日経ビジネス』8月16日号に掲載するものです。
パナソニックが2022年4月の持ち株会社移行を見据え、新体制の人事を発表した。最大の事業会社となるのが、家電・電設事業の新「パナソニック」。売上高は4兆円規模だ。トップに就く品田正弘専務執行役員は成長に向けて重い役割を担う。
新体制では楠見雄規社長率いる「パナソニックホールディングス」に8つの事業会社がぶら下がる。パナソニックの名称は、白物家電や電設事業、成長著しい中国事業などを統合した事業会社が受け継ぐ。新「パナソニック」の売上高は、全体の約6割を占める4兆円規模になると見込まれる。
新「パナソニック」の課題が、家電と電設の事業融合だ。これは、旧松下電器産業と旧松下電工との融和とも言い換えられる。
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