この記事は日経ビジネス電子版に『30歳のサントリー天然水、首位浮上は「森の恩返し」』(7月27日)として配信した記事を再編集して雑誌『日経ビジネス』8月9日号に掲載するものです。

国内の清涼飲料市場で3年連続1位となった「サントリー天然水」に第4の水源が加わった。安定供給を支えるのは「利用量の2倍以上の水を育てる」という目標で取り組む水源保全活動だ。持続可能性を維持することが社会貢献だけでなく企業の競争力にもつながり始めた。

 2021年7月上旬、サントリー食品インターナショナルの新たな水源である北アルプス信濃の森工場(長野県大町市)からの出荷が本格的に始まった。ミネラルウオーター「サントリー天然水」の4番目の水源地であり、現在は年間1500万ケース(1ケースは550ミリリットル入りペットボトル24本換算)の生産能力を持つ。

 「南アルプスの天然水」「奥大山の天然水」「阿蘇の天然水」という水源ごとに異なる商品名で販売してきたサントリー食品インターナショナルは、20年11月にミネラルウオーターのブランドをサントリー天然水に統一。新工場の製品も同じブランドで北陸や東海地域を中心に出荷していく。

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