この記事は日経ビジネス電子版に『ホンダ三部社長「今こそ守りから攻めへ」 EV時代の勝算』(7月19日)として配信した記事を再編集して雑誌『日経ビジネス8月2日号に掲載するものです。

4月の社長就任直後にガソリンエンジン車をゼロにする目標を打ち出したホンダの三部敏宏社長。日経ビジネスなどのインタビューに応じ、電気自動車(EV)が中心となる時代に向けた戦略を語った。低公害エンジンやビジネスジェットなどの開発に挑んだホンダの社風に勝機を見いだしている。

<span class="fontBold">日経ビジネスなどのインタビューに応じたホンダの三部敏宏社長</span>
日経ビジネスなどのインタビューに応じたホンダの三部敏宏社長

 「攻めに転じるという部分にはホンダの企業風土が生きる。それを電動化というキーワードで進めていくのが私の役目」「守りに入らず、攻めに転じて新しい電動化事業をつくりたい」──。ホンダの三部敏宏社長はインタビュー中「攻めに転じる」と繰り返し、電気自動車(EV)が中心となる時代にはホンダに勝機が生まれると自信を見せた。

 八郷隆弘前社長から2021年4月にバトンを受け取った三部社長は、就任するや否や、国内自動車メーカーとして初となるガソリンエンジン車をゼロにする目標を打ち出した。40年までに世界の新車販売を全てEVと燃料電池車(FCV)にするという意欲的な計画だ。三部社長は「ノスタルジックな思いはある」としながらも「エンジニアもぼちぼちエンジンの終焉(しゅうえん)を迎えると分かっていた」と述べ、ガソリンエンジンから転換する決断は揺るがないとした。

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