この記事は日経ビジネス電子版に『ホンダ、新型「シビック」で狙うZ世代 「本物志向」は本当か?』(6月29日)として配信した記事を再編集して雑誌『日経ビジネス』7月5日号に掲載するものです。

ホンダが4年ぶりのフルモデルチェンジとなる新型「CIVIC(シビック)」を発表した。若者のクルマ離れが叫ばれて久しいなか、1990年代半ば以降に生まれた「Z世代」をターゲットとする。品質の高さや社会的価値を評価する「本物志向」ともいわれる若者に向けて上質さを追求した。

<span class="fontBold">デザインや装備品などで上質さを追求した新型「シビック」</span>
デザインや装備品などで上質さを追求した新型「シビック」

 1972年の初代発売から半世紀近く販売を続けてきた、ホンダの主力車種であるシビック。新型車は、ホンダとして初めて製品開発を効率化する設計手法である「ホンダアーキテクチャー」を用いて開発した。国内で発売するのは5ドアのハッチバックタイプだ。先行して発表されていた北米ではセダンタイプの発売も予定しており、いずれも2021年秋に出荷する。

 モデルチェンジで想定した顧客層は、1996~2010年ごろに生まれた10~20代半ばの「Z世代」。現行モデルである10代目シビックの購入者の年代分布には、「40~50代」と「20代」の2つの山があった。価格が約300万円弱と、低価格とはいえないにもかかわらず20代の購入者が全体の2割ほどを占めていることに注目した。

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