この記事は日経ビジネス電子版に『バーチャル宴会が進化中、アバターで往来 Zoom飲み会の一歩先』(6月15日)として配信した記事を再編集して雑誌『日経ビジネス』6月21日号に掲載するものです。

コロナ禍で多くのビジネスパーソンはオンライン飲み会、Zoom飲み会を1度は経験したのではないだろうか。密を避けながら飲みニケーションができるツールとしてもてはやされる一方、「1人が話し続ける」といった課題がある。リアルの飲み会と同じような会話の感触を引き出そうとする進化系バーチャル宴会が登場している。

 「テレワークで会えませんが、この宴会でいろんな人と交流してください」。5月末、バーチャルオフィスのoVice(オヴィス、石川県七尾市)のシステムを使った飲み会を都内の中堅IT企業が催した。画面上で30人ほどの社員が1人ずつアイコン(アバター)として表示されている。おのおのが4~6人ほどのグループに分かれて会話をしていた。

 仮想宴会場に入室しても周囲に他のアバターがいなければ声は聞こえない。自分のアバターを他のアバターに近づけると徐々に声が大きくなる。アバター同士が密接すればウェブ会議のように会話を楽しめる仕組みだ。円卓から離れて2人で会話もできる。開会、閉会の際はアナウンス機能で全員に声が行き届く。宴会を開いた企業の担当者は「話したい人同士で自由に交流できる」と満足そうだ。

自分のアバターを近づけると会話に参加できる。食事は宅配する

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