この記事は日経ビジネス電子版に『ドアダッシュ日本上陸、料理宅配「真打ち」登場も見えぬ勝ち筋』(6月11日)として配信した記事を再編集して雑誌『日経ビジネス』6月21日号に掲載するものです。
フードデリバリーで米シェアトップのドアダッシュが6月に仙台市でサービスを開始した。新型コロナウイルス禍による巣ごもり消費で国内市場は急成長するが、一部では消耗戦の様相も。米国の最大手が「周回遅れ」で参戦したことで、ソフトバンクグループ内の競争も課題になりそうだ。

「米国のコピー&ペーストではなく、日本に合ったプロダクトをきっちり考えていく」。6月9日に仙台市で料理宅配サービスを始めたドアダッシュジャパンの山本竜馬代表兼カントリーマネージャーは、日本進出の意気込みを語った。
ドアダッシュは2013年に米国で料理宅配サービスを開始。米ウーバーテクノロジーズの「ウーバーイーツ」など競合を抑え、米国では50%のトップシェアを握る。20年12月に米市場に新規株式公開(IPO)し、足元の時価総額は約500億ドル(約5兆5000億円)に達する。ソフトバンクグループ(SBG)傘下の「ソフトバンク・ビジョン・ファンド(SVF)」が出資している。
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