この記事は日経ビジネス電子版に『ソフトバンク、法人事業を第2の柱に 「ブルーオーシャン」は本当か』(6月3日)として配信した記事を再編集して雑誌『日経ビジネス』6月14日号に掲載するものです。

4月に就任した宮川潤一社長は2022年3月期に「増収増益を続ける」と意気込む。主力のコンシューマ事業は携帯料金の引き下げ競争で苦しく、法人事業に注力する。「ブルーオーシャン」と位置付けているが、バラ色の世界が待っているとも言い切れない。

<span class="fontBold">宮川社長は「ブルーオーシャンである法人事業に注力する」と宣言</span>
宮川社長は「ブルーオーシャンである法人事業に注力する」と宣言

 「通信事業は残念ながらレッドオーシャンの市場になりつつある。視点を変えて、約100兆円のマーケットサイズがあるブルーオーシャンに行く」。宮川社長は6月1日、法人事業のソリューションビジネスについてこう話した。

年率2割の伸びを目指す
●ソフトバンク法人事業の営業利益
<span class="fontSizeL">年率2割の伸びを目指す</span><br>●ソフトバンク法人事業の営業利益

 コンシューマ事業は携帯値下げの競争で収益環境が厳しい。これを機に中長期に力を入れようとするのが法人事業だ。まず2022年3月期は、会社全体の営業利益9750億円のうち同事業を前年同期比19%増の1280億円にする。23年3月期は1500億円で、それまでの4年間で利益が倍増する計画だ。

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