この記事は日経ビジネス電子版に『狙いは深夜の女性の小腹 開発3年、ハウス食品「夜遅カレー」』(5月25日)として配信した記事を再編集して雑誌『日経ビジネス』6月7日号に掲載するものです

ハウス食品はレトルトの新商品「やさしく夜遅(よるおそ)カレー」を発売した。レトルト市場は拡大しているが、若い女性の手があまり伸びていないというのが同社の分析だ。深夜の女性の小腹。ここを“空白地帯”と見て開発を始めたが、実現への壁は高かった。

カロリーが低くてもとろみを出せるよう、野菜の調理法を工夫

 ハウス食品が2月に発売した「やさしく夜遅(よるおそ)カレー」(税込み268円)は低カロリーがポイントだ。おにぎりの半分、約90kcalしかない。それでも十分味わえるよう、種類は「まろやか完熟トマト&5種の野菜」と「濃厚あめ色玉ねぎ&ブイヨン」がある。ライスは入っておらず、ポタージュのようだ。発売後の1カ月間は目標を50%上回り、好スタートを切った。

 レトルトカレー市場は全体として伸びているが、女性の需要が少なく、今回の商品で喚起しようと挑んだ。商品名の「夜」「遅」という言葉は、深夜に小腹の空いた女性が食べるイメージで使った。

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