この記事は日経ビジネス電子版に『ハンバーガーにマック、モスの高い壁 ロイヤルHDや鳥貴族が参入』(6月1日)として配信した記事を再編集して雑誌『日経ビジネス』6月7日号に掲載するものです。
コロナ禍で打撃を受け続けている外食産業で、ハンバーガー業態への新規参入が目立っている。ロイヤルHDが5月末にチキンバーガーが主力の業態を開き、鳥貴族HDも8月にハンバーガー店を出店する。唐揚げに続き、苦境にある外食が一斉に寄せるハンバーガーへの期待。隣の芝生は本当に青いのか。


ロイヤルホールディングス(HD)は5月29日、東京・品川にフライドチキン専門店「Lucky Rocky Chicken(LRC)」を開業した。看板商品は国産鶏むね肉をバターミルクに一晩漬け込んで作る「バターミルクフライドチキンバーガー」(単品500円)。客単価675円で持ち帰り客75%、デリバリー15%、店内飲食10%を想定している。年内に首都圏を中心に5~10店舗を出店する。
「世の中の変化に対応する戦略的な業態の一つとして育てていきたい」。ロイヤルHDの黒須康宏社長が語るように、苦境が続く外食業界がハンバーガー業態にかける期待は大きい。
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