この記事は日経ビジネス電子版に『日本のシニアと在留外国人、交流アプリで防ぐ2つの「孤独」』(5月25日)として配信した記事を再編集して雑誌『日経ビジネス』5月31日号に掲載するものです。

縁遠かったコミュニティー同士をビデオ通話アプリで橋渡しする取り組みが始まった。日本のシニア層が、在留外国人などの日本語学習者の話し相手になる。コロナ禍で人間関係が希薄になりがちな中、「孤独」を防ぐ仕組みとして自治体も熱視線を注ぐ。

 「日本語の勉強を始めてどれくらいになりますか」「好きな日本の食べ物は何ですか」。ビデオ通話機能を使い、画面越しに日本語でこんな会話を繰り広げていたのは、日本人のシニアとインド出身の在留外国人だ。

<span class="fontBold">日本語を学習する外国人と、日本人のシニア層が交流する</span>
日本語を学習する外国人と、日本人のシニア層が交流する

 2人が使っていたのは、スタートアップのHelte(ヘルテ、千葉県柏市)が運営する異文化交流アプリ「Sail(セイル)」。在留外国人や海外に住む日本語学習者に対して、日本の一般の利用者が話し相手となるサービスだ。ゴミ出しや通院の方法など、日常生活のちょっとしたことも相談できる。

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