この記事は日経ビジネス電子版に『2億円超のマンションで高まる需要、「3A+R」の買い手は誰か』(5月26日)として配信した記事を再編集して雑誌『日経ビジネス』5月31日号に掲載するものです

不動産仲介サイトなどで物件情報が出回らない高級マンションの需要が東京都心で伸びている。特に人気なのが「3A(麻布、青山、赤坂)+R(六本木)」と呼ばれ、コロナ下でも平均坪単価の上昇が続く地域だ。価格は2億円から8億円ほどにも達する。パワーカップルにも手が出ない水準。買い手は誰なのだろうか。

<span class="fontBold">東京都港区に建つ高級マンションのリビングルーム</span>
東京都港区に建つ高級マンションのリビングルーム

 不動産経済研究所が5月20日に発表した4月発売の首都圏新築分譲マンションの1戸当たり平均価格は7764万円で、前年同月比24.9%上昇した。1973年に調査を開始して以来、2番目に高い価格だ。

 マンション市場の活況に加え、高価格帯の物件が多く発売されたことが平均価格を引き上げたもようだ。調査は3A+Rのような都心で億単位の物件が増えている実態を映す。同社企画調査部の松田忠司主任研究員は「最近は高めの値付けをしても売れている」と分析する。

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