この記事は日経ビジネス電子版に『ドコモ、手応えなき5G契約増 「必殺技」はエンタメのみ』(5月20日)として配信した記事を再編集して雑誌『日経ビジネス』5月31日号に掲載するものです。

NTTドコモは高速通信規格「5G」普及に向けて、カプコンと提携してeスポーツ事業を強化する。足元の契約数は順調に伸びているが、5Gならではの高速大容量を体感できる個人向けサービスは整っていない。格安プランへの乗り換えなどで強まる料金値下げの影響を、データ通信量の増加でカバーする戦略は道半ばだ。

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「必殺技」を放つ、NTTドコモの井伊基之社長(左)

 「波動拳っ!」──。5月19日にNTTドコモが開いた新サービス・新商品発表会で、井伊基之社長が異例のパフォーマンスを披露した。カプコンの辻本春弘社長COO(最高執行責任者)を壇上に招くと、同社の人気ゲーム「ストリートファイター」を代表する必殺技で向き合ったのだ。

 ドコモの狙いは今年1月に始めたeスポーツ事業「X-MOMENT(エックスモーメント)」のてこ入れだ。カプコンとの提携で、一般ユーザーにも有名なストリートファイターのリーグ戦を10月から開催する。

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