この記事は日経ビジネス電子版に『ガンプラ愛好家が仰天、苦節10年の開発で生み出した驚きの塗料』(4月22日)として配信した記事を再編集して雑誌『日経ビジネス』5月17日号に掲載するものです。
ガンダムのプラモデル、「ガンプラ」愛好家から火が着いた塗装用のペンがある。老舗商社GSIクレオスが発売したもので、鏡面のように輝く仕上がりが特徴だ。愛好家に応えようとした開発の努力が、巣ごもり需要の中で実った。

キラキラと輝きを放ち、鏡のように美しい──。4月から出荷され始めた塗装ペンの新商品が、プラモデルの出来栄えを見事に高めている。その色は「ガンダムメッキシルバー」と呼び、ペンでさっと塗るだけで、筆跡が残らないきれいな仕上がりを楽しめる。
GSIクレオスが、約50色ある「ガンダムマーカーEX」シリーズから発売した。バンダイスピリッツ(東京・港)と協力して製造している。1本660円(税込み)の価格は他の商品の倍以上にもかかわらず、初回の生産ロットで出荷した数万本は1週間もたたないうちに完売した。
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