この記事は日経ビジネス電子版に『EVのインテルへ、ファーウェイが上海モーターショーの主役に』(4月22日)として配信した記事を再編集して雑誌『日経ビジネス』5月3日号に掲載するものです。

コロナ禍が収束した中国で開催された上海モーターショーに国内外の自動車メーカーが集まった。中でも注目を集めたのが、ファーウェイが技術をパッケージ化してメーカーに供給した電気自動車だ。完成車メーカーが絶対的な存在として君臨する自動車産業の構造が大きく変わり始めている。

<span class="fontBold">ファーウェイの技術が採用された「ARCFOX(極狐)αS」</span>
ファーウェイの技術が採用された「ARCFOX(極狐)αS」

 上海国際自動車ショー(上海モーターショー)が開幕した4月19日、華為技術(ファーウェイ)のブースには自動車メーカー以上の黒山の人だかりができていた。ブース内には「HI」のロゴが貼り付けられた1台のスポーティーなクルマが展示されている。中国自動車大手、北京汽車集団傘下の電気自動車(EV)事業会社が発売した「ARCFOX(極狐)αS」だ。

 「HI」は「ファーウェイ・インサイド(Huawei Inside)」の頭文字。電気駆動モーターやバッテリー制御ユニット、ギアボックスなどを一体化した独自基幹部品、高性能センサーや高性能バッテリーなどで構成されるファーウェイの自動運転EVプラットフォームを全面採用していることを示す。

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