この記事は日経ビジネス電子版に『マスク氏は「テスラの技術王」に、米企業で増える「変な肩書」』(4月12日)として配信した記事を再編集して雑誌『日経ビジネス』4月19日号に掲載するものです。

米テスラのイーロン・マスク氏が肩書を「テクノキング・オブ・テスラ」に変更して話題となっている。同社以外にも米国では経営層に対し、より明確な職種を肩書に付ける動きが加速している。経営陣にもジョブ型が浸透し始めたとも言え、日本でも普及する可能性がありそうだ。

「テクノキング・オブ・テスラ」となった米テスラのイーロン・マスク氏(写真=AFP/アフロ)

 米テスラのイーロン・マスク氏は3月中旬、最高経営責任者(CEO)からテクノキング・オブ・テスラとなった。CEOとしての地位は維持するものの、経営としてテクノロジーが必須であることを内外に示す狙いがあるとみられる。

 同時にテスラのザック・カークホーン最高財務責任者(CFO)も「マスター・オブ・コイン」へと変更した。同社は15億ドル(約1650億円)分の暗号資産(ビットコイン)を購入しており、顧客がEVを購入する際にも暗号資産を利用可能にした。CFOの役割は持ったままだが、社内と顧客に対し暗号資産を本格活用していくことを示したと考えられる。

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