この記事は日経ビジネス電子版に『島忠の利益率倍増へ、始まった「ニトリ化」』(4月5日)として配信した記事を再編集して雑誌『日経ビジネス』4月12日号に掲載するものです。

家具販売大手ニトリホールディングス(HD)がホームセンター大手、島忠の再生に向けて「5カ年計画」を掲げた。島忠の経常利益率を2020年8月期の6.6%から、5年後の26年2月期には12%まで高める計画だ。「自信がある」と明言するニトリHDの似鳥昭雄会長。島忠の店舗では早くも「ニトリ化」が進んでいた──。

 2020年12月末、TOB(株式公開買い付け)を完了し島忠を傘下に収めたニトリHD。コロナ禍の巣ごもり需要を取り込み、21年2月期の連結決算は34期連続増収増益となった。売上高は7169億円で前の期比11.6%増、営業利益は1376億円で28.1%増と急伸したが、島忠の業績は含んでいない。

 統合効果が反映されるのは今期(22年2月期)から。増収増益記録を伸ばし続けるため、似鳥昭雄会長が島忠に課したのは利益率を5年で2倍にするという目標だった。3月31日、都内で開いた決算説明会で似鳥氏は言い切った。

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