東芝の臨時株主総会で、2020年の総会運営の不備を調査すべきだというアクティビストの提案が可決された。株主提案が可決されるのは大企業では異例。だが、社内からは「覚悟していた」との声も聞こえる。第三者が運営の不備を調べるが、東芝の対応次第では再び試練が訪れかねない。

 「議決権の過半数を得て原案通り、承認可決されました」。東芝が3月18日に開いた臨時株主総会で、議長の車谷暢昭社長兼CEO(最高経営責任者)は、大企業では異例といえる株主提案の可決を淡々と説明した。

 提案者は、シンガポールの投資ファンドであるエフィッシモ・キャピタル・マネージメント。東芝株の1割弱を握る筆頭株主で、いわゆるアクティビスト(物言う株主)として知られる。

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