この記事は日経ビジネス電子版に『「アメ車」の逆襲が始まった 鍵握るEVの新星ルーシッドとは』(2月22日)として配信した記事を再編集して雑誌『日経ビジネス』3月1日号に掲載するものです。

米高級EV(電気自動車)スタートアップのルーシッド・モーターズが株式市場をざわつかせている。販売台数がゼロにもかかわらず注目を集めるのは、同社が米国の自動車産業の行方を占う鍵を握るからだ。米アップルも参入するとされ、鼻息の荒いテスラも加えた米国勢は、再び世界の自動車市場を席巻するのか。

<span class="fontBold">アリゾナ州にあるルーシッド・モーターズの工場</span>
アリゾナ州にあるルーシッド・モーターズの工場

 高級EV(電気自動車)「ルーシッド・エア」を年内に発売予定のルーシッド・モーターズが米株式市場で脚光を浴びている。1月に「特別買収目的会社(SPAC)がルーシッドを買収か」と報道され、同SPACの株価は2月下旬までに5倍に急騰した。EVを1台も売っていない同社の評価額は150億ドル(約1兆5800億円)。投資家が「次のテスラ」と見ている証左だ。

 ルーシッドがここまで投資家の評価を高めるのは、同社が、「アメ車」が再び世界を席巻する鍵を握る存在だからだと考えられる。

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