この記事は日経ビジネス電子版に『コロナ禍で苦しむイートイン、 シェア型レストランという選択肢』(2月22日)として配信した記事を再編集して雑誌『日経ビジネス』3月1日号に掲載するものです。

1つの店舗に複数テナントが同居する「シェア型レストラン」という新たな出店形態が広がりつつある。コロナ禍で増える空きテナントと、低コストで出店したい外食店を結びつける新たなスタイルだ。デリバリーやテークアウトのキッチンシェアはコロナ下で浸透してきた。イートインシェアは次の一手になる。

カレー専門店とクリームソーダ専門店のメニューが楽しめる

 東京・新宿駅西口の地下ショッピングモール「小田急エース南館」にあるカレー店「極哩(ごくり)」。独自のスパイスカレーが人気で、遠く北海道から訪れる客もいるという。メニューにある「新感覚クリームソーダ」は別の店「クリソー王」が考案した商品。インスタグラムに投稿したくなる色の美しさやレトロ感を求め、クリームソーダを目的とした客も来店する。

 無関係の2店舗が「同居」する場所には、2020年夏まで1つの喫茶店が入居していた。年商1億円を売り上げていたが、コロナ禍で退店。入居者探しが難航していた。

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