ソフトバンクが3月に始める月20ギガバイトの新プランの基本料金を2480円に決定した。KDDIと同じ料金への引き下げには、これ以上の消耗戦を避ける狙いも透ける。既存プランから6割超の大幅値下げを余儀なくされた格好だが、携帯大手3社に悲壮感はない。

<span class="fontBold">ソフトバンクはKDDIに対抗して500円引き下げた</span>
ソフトバンクはKDDIに対抗して500円引き下げた

 ソフトバンクは3月17日に始める通信容量20ギガ(ギガは10億)バイトのオンライン申し込み専用プランを「LINEMO(ラインモ)」と名付け、月額2480円(税抜き)で提供すると発表した。当初はNTTドコモの「ahamo(アハモ)」と同じ2980円で提供する計画だったが、遅れて「povo(ポヴォ)」を発表したKDDIに合わせて音声通話料金を切り離し、500円引き下げた。

 ただし、楽天モバイルやMVNO(仮想移動体通信事業者)が提示した「20ギガバイトで月1980円」に対抗するような値下げには踏み込まなかった。携帯大手3社による消耗戦を避けたようにも見える。菅義偉政権の強い要請で起こった値下げドミノは、ここが当面のゴールになりそうだ。

この記事は会員登録で続きをご覧いただけます

残り888文字 / 全文1337文字

日経ビジネス電子版有料会員になると…

特集、人気コラムなどすべてのコンテンツが読み放題

ウェビナー【日経ビジネスLIVE】にも参加し放題

日経ビジネス最新号、10年分のバックナンバーが読み放題

この記事はシリーズ「時事深層」に収容されています。WATCHすると、トップページやマイページで新たな記事の配信が確認できるほか、スマートフォン向けアプリでも記事更新の通知を受け取ることができます。