新型コロナウイルスの感染が広がって以降、東京・銀座の街からは3つの需要が消えた。接待や歓送迎会目的の法人需要、地方からの国内観光客、そしてインバウンド(訪日外国人)だ。最高級の店が並び、訪日客特需で潤った銀座。コロナ後も見据え、商売の姿が変わろうとしている。

1月下旬、銀座の目抜き通りである中央通りに立つ大型商業施設、GINZA SIXの発表が小売りサービス関係者の目を引いた。240のテナントのうち33店舗が今春までに入れ替えとなる。コロナ禍で集客力が落ちる中でも減った分は入るため、「さすがは銀座」との声も出た。だが、新たな出店者の傾向がこれまでとは異なっている。
オーガニックスーパーのビオセボンやグラノーラ専門店といった健康を意識した店が入居。オーディオ機器メーカーの仏デビアレも入る。家ナカ需要をつかもうとする業態の出店が始まった。
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6/20ウェビナー開催、「『AIバブル』の落とし穴 ChatGPTリスクとどう向き合う」

近年、ChatGPTをはじめとする生成AI(人工知能)の進化と普及が急速に進み、私たちの生活やビジネスに革新をもたらしています。しかし、注意が必要なリスクも存在します。AIが誤った情報を生成する可能性や倫理的な問題、プライバシーの侵害などが懸念されます。
生成AIの利点をどのように理解し、想定されるリスクに対してどのように対処するか。日経ビジネスは6月20日(火)に「『AIバブル』の落とし穴 ChatGPTリスクとどう向き合う」と題したウェビナーを開催します。日経ビジネス電子版にて「『AI新時代』の落とし穴」を連載中の米シリコンバレーのスタートアップ企業、ロバストインテリジェンスの大柴行人氏を講師に迎えて講演していただきます。
通常の日経ビジネスLIVEは午後7時に開催していますが、今回は6月20日(火)の正午から「日経ビジネス LUNCH LIVE」として、米シリコンバレーからの生配信でお届けします。ウェビナーでは視聴者の皆様からの質問をお受けし、モデレーターも交えて議論を深めていきます。ぜひ、ご参加ください。
■テーマ:「AIバブル」の落とし穴 ChatGPTリスクとどう向き合う
■日程:6月20日(火)12:00~13:00(予定)
■講師:大柴 行人氏(ロバストインテリジェンス共同創業者)
■モデレーター:島津 翔(日経BPシリコンバレー支局 記者)
■会場:Zoomを使ったオンラインセミナー(原則ライブ配信)
■主催:日経ビジネス、日経クロステック、日経クロストレンド
■受講料:日経ビジネス電子版の有料会員は無料となります(事前登録制、先着順)。視聴希望でまだ有料会員でない方は、会員登録をした上で、参加をお申し込みください(月額2500円、初月無料)
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