この記事は日経ビジネス電子版に『ベゾス氏退任は周到に準備 さらに手ごわい「アマゾン3.0」』(2月9日)として配信した記事を再編集して雑誌『日経ビジネス』2月15日号に掲載するものです。

 米アマゾン・ドット・コムのジェフ・ベゾスCEO(最高経営責任者)が突如退任を発表した。クラウドサービスの米アマゾン・ウェブ・サービス(AWS)のCEOであるアンディ・ジャシー氏を後任に指名した。ベゾス氏は今後何を担い、クラウドに続く「アマゾン3.0」はどこに向かうのか、関係者への取材から分析する。

経営体制の刷新に向け周到に準備してきた
●米アマゾン・ドット・コムの新しい経営体制 (カッコ内は現在の役職)

 「移行に最適な時期だと考えた」──。2月2日、米アマゾン・ドット・コムはジェフ・ベゾスCEO(最高経営責任者)が退任すると発表した。クラウドサービス部門、アマゾン・ウェブ・サービス(AWS)のアンディ・ジャシーCEOがその後任となる。体制移行は2021年第3四半期の予定。ベゾス氏はエグゼクティブチェア(取締役執行会長)の肩書で取締役会にとどまり、重要な戦略の決定や慈善活動、環境問題などに注力していくとみられる。

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