政府の統合イノベーション戦略推進会議が1月19日、バイオ戦略2020(市場領域施策確定版)を決定した。「バイオ医薬品・再生医療」など9領域を振興し、2030年に市場規模が92兆円になるとの試算を示した。SDGsの観点からも期待されるバイオ産業。日本企業を導くロードマップになるのか、絵に描いた餅で終わるのか。

バイオを基幹産業の一角に育てたい意向だ
●バイオ戦略2020で目指す2030年の市場規模

 バイオ戦略2020への医薬品、化学メーカーの注目度は高かった。政府は2019年に上の表で示した領域を中心に産業振興を急ぐ方針を示していた。今回、日本を中心とする30年のバイオ市場規模(一部に日本企業が海外で獲得する市場も含む)の目標を総額92兆円と定めた。現状と比べ5割増。これを基に今後の施策を打ち出す。

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