2019年10月の消費増税を機に、勃発したキャッシュレス決済サービスの顧客獲得競争。乱立状態が一段落し、集約が進むと思われる中、ユニクロが新たに参入した。なぜ今「自社ペイ」なのか。「グループ内のみ」の戦略に同社の狙いが透ける。

<span class="fontBold">ユニクロは自社アプリにキャッシュレス支払い機能を追加。会員証をかざすだけで支払いが完了する</span>
ユニクロは自社アプリにキャッシュレス支払い機能を追加。会員証をかざすだけで支払いが完了する

 ユニクロは1月19日、自社アプリにキャッシュレス支払い機能「UNIQLO Pay(ユニクロペイ)」を追加した。あらかじめ銀行口座かクレジットカード情報を登録しておくと、アプリ内に表示される会員証のQRコードが決済手段になる仕組みだ。つまり、ユニクロのレジで会員証をかざすと、支払いが同時に完了する。

 同社店舗ではこれまでもクレジットカードに加え、Suica(スイカ)などの交通系ICやPayPay(ペイペイ)、d払いなどのキャシュレス手段に対応している。新たな決済方法を加えるのは「セキュリティー確保とレジのスピード向上のため」(ユニクロ)という。

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