この記事は日経ビジネス電子版に『トヨタが2人乗り投入 距離よりミニ、もう一つのEV市場』(1月19日)として配信した記事を雑誌『日経ビジネス』1月25日号に掲載するものです。

トヨタ自動車が法人や自治体向けに2人乗りの小型EVを投入し、2022年には一般向け販売を始める。走行地域が限られるなど規制が普及を阻んでいたが、昨年の法改正で量産に向けた道が開けた。部品メーカーも対応する部品の開発に乗り出すなど、くすぶり続けてきた市場がようやく盛り上がろうとしている。

トヨタが投入した2人乗りEV「C+pod」

 脱ガソリン社会に向け国内自動車メーカー各社が本格的に動き始める中、「もう一つのEV(電気自動車)」市場もにわかに盛り上がりを見せている。

 トヨタ自動車は2020年12月末、2人乗りの小型EV「C+pod(シーポッド)」を発売した。全長2.5m未満、全幅1.3m未満と大きさは乗用車のおよそ半分強。航続距離は150kmほどで、営業や医療などの訪問巡回や個人の買い物といった近距離での日常使いを想定するという。価格は165万円(税込)からで、国の補助金を受ければ実質130万円程度で購入できる。21年内は法人や自治体への販売に限定し、一般向け販売は22年からを予定する。

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