新型コロナウイルスの感染が再び広がる中で迎えることになった年末年始。気軽な移動は難しくなり、恒例の帰省や旅行を断念した人も少なくないだろう。世の中の流れもこの時期は止まる。2021年の過ごし方を考える時間とするのも悪くない。

 新型コロナウイルスの感染拡大「第3波」で巣ごもりを余儀なくされた消費者が、おせちを買いに走っている。

 「10月の予約開始からほどなくして売り切れた。例年ギリギリまで完売しないのに」──。スーパー大手ライフコーポレーションの担当者は驚きを隠さない。首都圏約120店舗で受け付けたおせちの予約数は前年比115%。販売可能な上限に達したが、問い合わせが続く。おせちをオンラインで予約・販売しているぐるなびでは、1人用おせちの予約は昨年の10倍以上という躍進ぶりだ。経営が苦境にある飲食店がおせち需要にかけて出店を加速している。

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