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米ファイザーが開発した新型コロナウイルスのワクチンに95%の有効性が認められ、世界が希望に沸いている。だがワクチンの効力維持にはマイナス70度での保管が必要で、配布時の大きな壁となりそうだ。日本は米国よりも多い同社製ワクチンの購入を約束している。日本での配布時の課題と解決策を考えてみた。

ファイザーのワクチンはマイナス70度での保管が必要(写真:ロイター/アフロ)

 95%という高い有効性が認められた米ファイザーの新型コロナウイルスワクチン。基本的にセ氏マイナス70度での保管が必要になる点が米国で問題視されている。

 94.5%の有効性が認められた米モデルナのワクチンの場合、保管温度はマイナス20度。後者なら一般的な冷凍庫で事足りるが、マイナス70度となると病院ごとに「2万ドルのコストがかかる」(米CNNニュース)とされ、配備するのは容易ではない。