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仏ルノー傘下のダチアが2021年に欧州市場で低価格帯の電気自動車(EV)を発売する。補助金適用後の価格は120万円台となる見通しで、中国で生産した車両を輸入販売する。中国では既に価格競争が激化しており、グローバル市場にもこの流れが浸潤していく可能性がある。

仏ルノー傘下のダチアが欧州に投入するEV「スプリング」

 仏ルノーは2021年に傘下のブランド「ダチア」から、欧州市場に低価格帯の電気自動車(EV)、「ダチア・スプリング・エレクトリック」を導入すると発表した。欧州メディアによると価格は1万5000ユーロ(約190万円)程度となる見通し。購入補助金などを差し引くと120万円台で購入することが可能になるという。

 現在、欧州市場で販売されている普及価格帯のEVは独フォルクスワーゲン(VW)の「ID.3」(約370万円から)、ルノーの「ゾエ」(約400万円から)など補助金適用前の価格で400万円前後が平均的。ホンダの「ホンダe」も350万円前後からだ。これらの半額程度となるスプリングの航続距離は225kmと短めだが、「欧州最安モデル」としてEV市場に一石を投じる存在になりそうだ。