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政府は9月11日、旅行需要喚起策「Go To トラベル」に東京都発着の旅行を10月から追加する方針を決めた。政策効果を限定的にしていると指摘された問題が解消し、消費を下支えするとの政府内の期待は大きい。しかし、魅力に乏しい宿泊施設には観光客は容易に戻らない。施設ごとの格差が明確になりそうだ。

東京追加により、観光客が増えるとの期待は高まっている(写真=つのだよしお/アフロ)

 政府が10月1日から「Go Toトラベル」に東京発着の旅行を追加する方針を決めると、観光業界では歓迎の声があふれた。東京都荒川区のビジネスホテルの担当者は「新型コロナが広まって以降、苦しい状況が続いていた。東京が追加されてよかった」と話す。

 プリンスホテルは都内ホテルのレストランやバーの料金を20%引きにする方針を発表。政府は9月下旬の感染状況を基に正式決定するとしているが、業界は東京追加を前提にして早くも動き出している。