半導体メモリー大手のキオクシアホールディングスが10月に上場する。上場時の時価総額は2兆円を超える見通しで、今年最大のIPO(新規株式公開)となる。東芝から独立して2年4カ月でかなう悲願。その立役者が初代社長を務めた故・成毛康雄氏だ。

 日経ビジネス電子版が8月25日にスクープした通り、半導体メモリー大手のキオクシアホールディングス(旧東芝メモリホールディングス)が10月6日に上場する。東京証券取引所が8月27日、キオクシアの上場を承認した。上場時の時価総額が2兆1300億円になるとみられる大型案件だ。

上場で調達するのは853億円
●キオクシアHDの資本構成(議決権ベース)の変化
<span class="fontSizeM">上場で調達するのは853億円</span><br><span class="fontSizeXS">●キオクシアHDの資本構成(議決権ベース)の変化</span>

 「成毛さんにいい報告ができる」。キオクシア関係者からは、東芝メモリの初代社長を務めた故・成毛康雄氏をしのぶ声が聞こえてくる。今年7月に病気のため死去した成毛氏は、東芝のメモリー事業を守り、独立への道筋をつけた立役者だった。

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