アジア各国でライドシェア・配車事業を展開するグラブが試練に直面している。コロナ禍で打撃を受けたドライバーが、処遇や手数料などで同社への不満を爆発させているのだ。成長している間はこうしたトラブルは大きくならなかったが、事業環境が一変したことで社会的責任が重くのしかかる。

<span class="fontBold">待遇改善を求めグラブのタイ法人本社前に集まったドライバー</span>
待遇改善を求めグラブのタイ法人本社前に集まったドライバー

 「不当な扱いをやめろ!」。8月10日朝、ライドシェア・配車サービスを展開するグラブのタイ法人本社前に同社と契約する二輪ドライバーが次々と集まってきた。その数100人超。本社で経営幹部と面会したリーダーは「要求に対応すると約束した」と勝利宣言した。

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