次世代通信規格「5G」の契約が伸びていない。コロナ禍によって店舗での営業が制限された影響が大きい。5G元年といわれるが、出だしでつまずいた通信大手。価格が安めの新端末などが秋にそろうとして、期待をかける。ただ、5Gならではのサービスは乏しい。各社の計画通りに普及するかどうかは、まだ見通せない。

 「月末までに契約すれば、通信料は4Gと同じで安いですよ」。8月中旬、東京都内のある家電量販店。KDDIのコーナーで、5Gの契約を増やそうと店員が呼びかけていた。

 通信大手は緊急事態宣言などで思うように営業できず、挽回を期そうと躍起だ。NTTドコモは4~6月、スマートフォン・タブレット端末の販売が、前年同期より4割(129万台)減った。

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