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独自の信用スコアを掛け合わせて融資条件を決める、LINEの個人向けローンが貸付残高を伸ばしている。少額資金を従来の消費者金融より低い金利で借りられる点が、今までになかった需要を掘り起こした。ヤフーの信用スコアビジネスからの撤退で大きな競合がいなくなった点も、利用者獲得において有利となっている。

LINEポケットマネーでは、LINEスコアを基に貸付利率と利用可能額が表示される

 新型コロナウイルスの感染拡大で収入減となる個人が増える中、スマホで申し込みから入金までの手続きが最短即日で完結する融資が注目されている。

 LINEが2019年8月から開始した個人向け融資サービス「LINEポケットマネー」の総貸付残高は、緊急事態宣言が発令された4月から2カ月間で24%伸びた。4月には、月間新規申込者数が3万9000人と消費者金融大手アコムの同3万3000人を初めて上回った。LINEクレジットの川崎龍吾・サービス企画チームマネジャーは「消費者金融の店舗や窓口の営業時間短縮などで足を運べなかった人の受け皿になった面もあったのでは」と話す。

 同サービスは、信用情報や金融機関による従来型の与信審査に加え、LINEの利用パターンなどを基に算出した独自の信用スコア「LINEスコア」を掛け合わせることで、貸付利率(実質年率3~18%)と利用可能額(最大300万円)を決める。