イオンがスポーツ用品専門のEC(電子商取引)サイトを開設した。欧州のEC大手と合弁会社を設立し、創業家の岡田尚也氏が社長に就いた。小売業の中でもデジタル戦略で後れを取るイオン。先行企業のノウハウを吸収し本業に生かせるか。

オリジナルユニホームをオンラインで作成して購入できる(上)。デジタル戦略の最前線を任された岡田尚也社長(右)

 協賛企業のロゴを入れたオリジナルユニホームを作成して購入できるECサイト「アウトフィッター」が6月1日にオープンした。手掛けるのはイオン・シグナ・スポーツ・ユナイテッド(東京・中央)。イオンが独シグナ・スポーツ・ユナイテッドと折半出資で1月に設立した企業だ。イオン創業家の岡田元也会長の長男、岡田尚也氏が社長に就いた。

 アウトフィッターの特徴は、プーマやアディダスなどのスポーツブランドのユニホームに、イオンや日清食品の企業ロゴなどを入れられること。ロゴの位置や個数に応じて価格を10~50%割り引くシグナの仕組みを取り入れた。割引の原資は協賛企業が拠出する。スポンサーは今後増やす方針で、将来は地方企業の参加を通じて「地元のチームを応援する新しいプラットフォームを目指す」(岡田氏)という。

この記事は会員登録で続きをご覧いただけます

残り878文字 / 全文1341文字

日経ビジネス電子版有料会員になると…

人気コラムなどすべてのコンテンツが読み放題

オリジナル動画が見放題、ウェビナー参加し放題

日経ビジネス最新号、9年分のバックナンバーが読み放題

この記事はシリーズ「時事深層」に収容されています。WATCHすると、トップページやマイページで新たな記事の配信が確認できるほか、スマートフォン向けアプリでも記事更新の通知を受け取ることができます。