新型コロナウイルスの感染拡大により、ライドシェアなどを前提とした自動運転車の開発が苦境に立たされている。その一方、食品や医薬品などの配送需要の高まりを受け、自動運転技術を配送に転用する動きが活発に。ドローンによる空輸も含め、感染リスクの低い「非接触配送」のサービス競争に拍車がかかっている。

ニューロの配送用小型EV「R2」

 米国では新型コロナウイルスの感染拡大により乗客を運ぶ自動運転車の試験サービスや公道試験が軒並み一時休止に追いやられている。5月に外出制限が緩和され、ウェイモなどが試験サービスを再開したものの、苦しい状況に変わりがない。多くの自動運転車が前提とする「ライドシェア」のビジネスモデルは感染リスクが高まると捉えられており苦境に立たされている。

 一方で、食料品や医薬品などの配送需要の急激な高まりから、自動運転技術を手掛ける新興企業の中には、人との接触を避ける「非接触配送」に活路を見いだす動きが出てきている。

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