良品計画が米アマゾン・ドット・コムのサイトで「無印良品」の販売を始めた。自社のEC(電子商取引)サイトの注文が急増し、出荷拠点の能力を超えたのが引き金だ。無印だけではない。人手を介する出荷作業がコロナ禍でのEC拡大のボトルネックになっている。

<span class="fontBold">良品計画は国内で半数以上の店舗を一時休業した影響で、ECサイトに注文が殺到した</span>(写真=竹井 俊晴)
良品計画は国内で半数以上の店舗を一時休業した影響で、ECサイトに注文が殺到した(写真=竹井 俊晴)

 「いろいろ検討していた中で、最後の一押しになった」。5月1日に米アマゾン・ドット・コムのサイトで「無印良品」の商品約250種類の販売を始めた良品計画の広報担当者はこう話す。

 新型コロナウイルスの感染拡大による緊急事態宣言を受け、無印の国内の店舗は一時、半数以上が休業した。その影響でECサイトへの注文が殺到し、通常3日程度の配送期間が2倍以上に延びてしまった。受けた注文の出荷作業が自社の出荷センターの能力を超え、商品の発送が遅れたためだ。

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