新型コロナウイルスの影響でネット取引が広がると見込まれ、メルカリの株価が1カ月で5割上がった。キャッシュレス決済サービス「メルペイ」の販促費圧縮で、営業赤字が小さくなっていることも一因だ。ただ、一部の投資家は厳しい米国事業を巡り、コロナ禍を背景にして再び拡大基調になることを不安視している。
メルカリの株価は5月8日に一時、2995円をつけて2日連続で年初来高値を更新した。2019年8月以来の3000円超えも視野に入る水準だ。
5月初旬までの1カ月、株価が大きく上昇した要因は2つある。一つはコロナ禍で巣ごもり消費が拡大するとしてフリマアプリに注目が集まったこと。もう一つは4月30日に発表した決算を見て、業績改善が期待された点にある。
この記事は会員登録で続きをご覧いただけます
残り878文字 / 全文1205文字
-
【締切迫る!】日経電子版セット2カ月無料
今すぐ会員登録(無料・有料) -
会員の方はこちら
ログイン
【初割・2カ月無料】有料会員の全サービス使い放題…
特集、人気コラムなどすべてのコンテンツが読み放題
ウェビナー【日経ビジネスLIVE】にも参加し放題
日経ビジネス最新号、11年分のバックナンバーが読み放題
この記事はシリーズ「時事深層」に収容されています。WATCHすると、トップページやマイページで新たな記事の配信が確認できるほか、スマートフォン向けアプリでも記事更新の通知を受け取ることができます。
Powered by リゾーム?