新型コロナウイルスの感染拡大で、重症患者の呼吸を補助する人工呼吸器が不足している。オランダのヘルスケア大手のフィリップスは世界各国の要請に応え、9月末までに生産能力を4倍にする。都市封鎖などの障害をどう乗り越えたのか。フランス・ファン・ホーテン最高経営責任者(CEO)に聞いた。

<span class="fontBold">フィリップスのホーテンCEOは人工呼吸器増産に迅速に動いた</span>
フィリップスのホーテンCEOは人工呼吸器増産に迅速に動いた

新型コロナの感染拡大を知ってからどのように対応しましたか。

 1月に中国の状況を見て、リスクが高い特別な状況であることにすぐに気がつき、同月末に緊急対策チームを立ち上げました。

世界中から人工呼吸器の注文が殺到しています。

 昨年は1週当たり500台を生産していましたが、1月には週1000台に引き上げました。休日なしの24時間体制で生産しており、4月には週2000台、第3四半期には週4000台まで生産能力を高めます。

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