新型コロナウイルスの感染拡大が深刻化する米国で「エッセンシャルワーカー」の抗議運動が活発になっている。エッセンシャルワーカーとは、人々の健康や生活を支えるために自宅外で働く人々のこと。中でも注目を集めているのが米アマゾン・ドット・コムの物流倉庫で働く従業員たちによる「反乱」だ。

「調子はどう?」。米アマゾン・ドット・コムのジェフ・ベゾスCEO(最高経営責任者)がサプライズで同社のある物流倉庫を訪れたのは4月8日のことだ。場所は明らかにされていないが、ダラス近郊だったとされる。その動画を同社がツイッターに上げると、「なぜ(ニューヨーク市内の)スタテンアイランドの倉庫ではないのか」「彼らを守れ! 賃金を払え! 敬意を払え!」などの書き込みが殺到した。
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