全1523文字

マイクロソフトとソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)がそれぞれ次世代ゲーム機の仕様を明らかにした。いずれのハードも本体仕様には大差がないが、スマートフォンなどと差異化するには「没入感」が欠かせない。SIEが投入する「PlayStation 5」では、「聴覚」に加え業界では鬼門とされる「触覚」を生かせるかが問われる。

マイクロソフトが披露した次世代機「Xbox Series X」

 米マイクロソフトと、ソニーグループでゲーム事業を手掛ける米ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)は3月中旬、年末商戦にそれぞれが発売する予定の次世代ゲーム機の仕様を明らかにした。本来は16~20日に米サンフランシスコで開催予定だった世界最大級のゲーム開発者会議で発表予定だった。新型コロナウイルスの影響で中止になったことからオンラインでの発表に切り替えた。

 両社とも「隠し玉」を準備しているためか、マイクロソフトの「Xbox Series X」とSIEの「PlayStation 5(PS5)」の本体仕様は大差がない。ハイエンドの「ゲーミングパソコン」のような仕様で、実写映像のようなCG(コンピューターグラフィックス)を表示でき、8K映像にも対応。いずれも現行機のゲームをプレーできる「下位互換性」を備えているため、買い替えを促しやすい。