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携帯大手が次世代通信規格「5G」による商用サービスを開始した。スポーツの試合や音楽ライブの臨場感をより味わえるのが強みだが、イベント自粛で水を差された格好に。技術の進化で、固定通信のサービスを移植するという「成功の方程式」が使えないことも迷いにつながっている。

ドコモは5Gを盛り上げるため対応スマホのほかメガネ型端末も発売する

 「今までにない新たなサービスや体験価値を創造して世界を変える」

 こう意気込むのは、3月25日に次世代通信規格「5G」の商用サービスを開始したNTTドコモの吉沢和弘社長だ。5Gは当初の通信速度が毎秒最大3.4ギガビットと現在主流の「4G」の3倍近い。しかも6月には同4.1ギガビットとなる。導入に合わせ、使い放題になる新たなキャンペーンプランも導入。当初の利用エリアは駅やスタジアムなど150カ所程度に限られるが、1年後に500都市をカバーする。ドコモでは2024年3月までに5G対応スマホを2000万台普及させたい考えだ。